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男2人女2人の大学生四人が飲み会をしていた。
4人とも高校の時からの友達同士で、話題には事欠かなかった。
そして、だんだんと盛り上がってきて、ちょっと肝試しに行こうという話しになった。
男の一人が車を運転して、霊が出るというトンネルに向かった。
トンネルのまわりには歴史を感じさせるようにツタが無数に生えていた。
一同は車を降りて、写真などを撮ってトンネル内を散策したあとに再び車に戻った。
しかし、全員が乗り込んでいるにもかかわらず、なぜか車は発進しない。
運転席以外の三人は「どうして出さないんだよ~」「早くしろよ~」等文句の言い放題。
普段は反撃してくる運転席の彼もなぜか黙ったままで
…かすかに震えている。
そして口を開いた。
「俺たちさ……友達だよな……」
急に変なことを言い出すものだと思ったが、
当たり前じゃない!そうだよ友達じゃんと答えた。
じゃあさ、俺の足元見てくれないか…?
三人が彼の足元を覗き込むと……
車の底から生えた二本の白い手が彼の足をがっしりとつかんでいた
三人は悲鳴を上げながら車を飛び出して逃げた。
友達を見捨てて……
それでもようやく落ち着きを取り戻した三人は
恐々と車へと戻ってみることにした
彼の姿はなかった
どこに行ったのか探してみようと車の周りを探していると
一人が悲鳴を上げた…
震えながら指差すその先には、ツタに絡まった彼の姿があった…
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友達だよな…
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男2人女2人の大学生四人が飲み会をしていた。
4人とも高校の時からの友達同士で、話題には事欠かなかった。
そして、だんだんと盛り上がってきて、ちょっと肝試しに行こうという話しになった。
男の一人が車を運転して、霊が出るというトンネルに向かった。
トンネルのまわりには歴史を感じさせるようにツタが無数に生えていた。
一同は車を降りて、写真などを撮ってトンネル内を散策したあとに再び車に戻った。
しかし、全員が乗り込んでいるにもかかわらず、なぜか車は発進しない。
運転席以外の三人は「どうして出さないんだよ~」「早くしろよ~」等文句の言い放題。
普段は反撃してくる運転席の彼もなぜか黙ったままで
…かすかに震えている。
そして口を開いた。
「俺たちさ……友達だよな……」
急に変なことを言い出すものだと思ったが、
当たり前じゃない!そうだよ友達じゃんと答えた。
じゃあさ、俺の足元見てくれないか…?
三人が彼の足元を覗き込むと……
車の底から生えた二本の白い手が彼の足をがっしりとつかんでいた
三人は悲鳴を上げながら車を飛び出して逃げた。
友達を見捨てて……
それでもようやく落ち着きを取り戻した三人は
恐々と車へと戻ってみることにした
彼の姿はなかった
どこに行ったのか探してみようと車の周りを探していると
一人が悲鳴を上げた…
震えながら指差すその先には、ツタに絡まった彼の姿があった…
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